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2009年6月

実習最終日!!

 本日で12日間の実習は終了しました。

 午前中は、後見センターのケース会議を拝見させていただきました。社協が事務局となり、区、在宅介護支援センター等関係機関が集まり、ここ2週間に整理された、後見が必要かと思われる方について、丁寧な状況確認、方針についての検討がなされていきます。健康の問題、金銭の問題、家族関係の問題…人生には様々な課題があることを改めて認識しました。本人にとってどのような生活が望ましいのか、担当の方がそれぞれ、真摯に検討されている姿が印象的でした。

 午後からは、評価面接と12日間の実習のまとめ、職員の方への発表をいたしました。私の仕事のひとつに、福祉施設の第三者評価がありますが、Y市の評価の中には、実習生を積極的に受け入れ、実習生の意見や感想を聞いているか、という項目があります。施設を開放的にし、外部の意見を取り入れることで、サービスの質を向上させるための取り組みです。忙しい業務の間に、実習生に発表の場をもうけて多くの職員の方に聞いていただける体制があることは、さすが社協だと思いました。

 職員の方には、的確な指導とともに、時には励まし、なぐさめて頂きました。この実習に理解を示し、温かく見守って下さったすべての方に、感謝申し上げます。

原田香

 本日は実習最終日でした。午前中は成年後見センターのケース会議を傍聴しました。それぞれのケースには様々な人生や背景があり、その方達の生きてきた時代背景が伝わってきます。区と社協が密接に連携をとり、情報交換できるようになるには、何よりも利用者に関わる方達の、常日頃からの接し方や観察・洞察が求められると思います。利用者の状況を的確に細かく把握できる支援者達がいるからこそ、後見が必要になっても、このようなケース会議で情報をあげることができ、情報交換ができるのだと思いました。

 午後は評価面接、実習報告会がありました。評価面接や報告会ではどのようなことをするのかと緊張し、頭の中が若干飛んだりしましたが、これまでの実習を振り返って感じたことや疑問を話しました。この12日間、品川区社協の職員の方々には丁寧なご指導やご助言を頂きました。ありがとうございました。

杉本泰平

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実習11日目!

 午前中は、区内で社会福祉法人が運営する総合福祉施設を訪問させて頂きました。大きなマンションを思わせる建物の中に、特養、軽費老人ホーム、知的障害者通所施設、在宅サービスセンター、区の在宅介護支援センター、ヘルパーセンター、高齢者住宅が併設されています。特養のタオルやシーツなどの汚れ物の洗濯作業、館内清掃作業、食堂内の業務を、同じ建物内の、知的障害者の方が仕事として受託する、館内にある食堂や、浴場、リハビリセンターで、あまり外に出る機会の少ない特養等の利用者が、他の利用者と触れ合う、など、人の交流や、仕事が生まれていることは複合施設ならではのメリットと思われました。

 午後からは、イトーヨーカドーの中にある「福祉ショップテルベ」で販売補助をさせていただきました。品川区や近隣区の作業所の製品が合同販売されており、品物の種類は豊富と感じました。大手スーパー内での販売とのことで、いろいろ制約もあるようですが、作業所の製品だから恩恵的に買ってもらう、のではなく、よい製品だから売れるようになればよいと思いました。大量の工業製品が溢れる中、手作りのものの温かさは格別です。お客様の声を聞いて、商品の改善や新商品を考えたり、手にとって見たくなるような売り場の工夫がまだまだ出来るのではないかと思いました。

原田香

 本日は午前、午後ともに複合施設への見学となりました。午前に見学した複合施設は非常に大規模な施設で高齢者・障害者施設が同じ建物の中に入っています。そうすることによって、高齢者施設で生まれた仕事を、障害者施設が担うといったことを可能にしています。また、軽費老人ホーム、在宅介護支援センター、特別養護老人ホームといくつかの形態がことなる施設があることは、高齢者に介護度の変化があっても、慣れた施設で生活を続けやすくなります。複合施設のメリットと思われました。

 午後は、大井町にある、「ヘルスケアタウンにしおおい」に見学に行きました。旧原小学校の校舎を再利用し、リフォームして福祉施設にしたものです。ここも複合施設で、保育園、シルバーセンター、ケアホームが入っています。品川区では、地価の問題や少子高齢化社会の影響で保育園と同一施設になったり、中学校の校舎の上に高齢者施設を建てたりした複合施設があります。品川区ではここしばらく、複合施設ができていなかったので、今年の3月にやっと複合施設ができましたので、さわやかサービスの会員を対象に見学会を設けています。見学者達は、いずれ、自分達が施設を利用することになるのではと自分のことにように考えている様子があり、職員に対しきわどい質問が多くなされていました。都市部の高齢化の現状を垣間見ました。

杉本泰平

ヘルスケアタウンにしおおい

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実習10日目!

 ふれあい作業所にて2日目の実習です。

 金曜日はゴミが多く出る日とのことで、午前と午後の両方、公園清掃に出かけました。落ち葉をはく、ペットボトルを拾う…くらいならどうということもないのですが、つらかったのは、ゴミの分別。特に不法投棄された家庭ごみは臭いもひどく、何が出てくるかわからない恐ろしさがありました。もし、一度でもこの作業をしたことがあれば、このようなゴミの捨て方はしないのではないかと思いました。今日はお天気もまずまずで、遊びに来た保育園児や親子連れにも多く会いましたが、区民の方は清掃する姿をどのように見ているのでしょうか。作業生の方はいやな顔も見せず、手際のよい作業ぶりでした。また、指導員の方が、必要な部分は的確に指導をされながら、共に汗を流す姿に、「ふれあい」の理念を見たように思いました。

 午後から一時間ほど、室内で製作の作業(私は牛乳パックはがし)をしましたが、編み物や紙細工など多様な作業に取り組む姿が見られ、知的障害の方といっても本当にいろいろで、一般企業の中で出来る仕事はもっとたくさんあるのではないかと思いました。お昼休みも、午後の作業に持参するお茶の用意や、汚れた手袋の処理など忙しく、作業所の一日はかなりハードなものでした。

原田香

 今日は一日公園清掃でした。品川区は小さな公園が多く、清掃がすぐに終われば、次の公園へ移動してまた清掃します。個人の土地を寄付して公園にしたところも多く、公園が非常に近い距離で点在しています。作業生は手際よく、清掃しており、また班内での気配りもでき、とても好印象を持ちました。知的障害の方達は、特に軽度の方は、能力面でのサポートも勿論重要ですが、何よりも本人がありのまま受け入れられているという環境、そしてその実感が持てているかどうかが重要ではないかと思いました。ふれあい作業所では、地域のシルバーさんやパートの方たちを巻き込み、ともに作業することによって地域での受け入れを促進し、また自分がありのまま受け入れられているという実感を持てるような環境を作っています。それから区民でもある作業生達は日常生活の中で公園に触れる機会は多いので、公園清掃をすることは自分の仕事の成果をはっきりと確認しやすいです。また、自分の仕事が同じ地域の住むシルバーさんやパートさんとともに、区民に感謝され、自身の仕事の満足度にも繋がりやすく、精神的な安定にも繋がりやすいのではと思いました。そうした環境があって、初めてチームワークが可能になり、勤務態度にも好影響を与えているようでした。それゆえ作業生の出席率もよく、一般就労に移行できた元作業生の評判もよいそうです。そうした環境づくりや一人一人の能力にあった支援をふれあいの指導員達は一丸となって取り組んでいました。

杉本泰平

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実習9日目!

 本日は知的障害者の方が通所する「ふれあい作業所」に伺いました。

 午前中は区から受託している「仕事」である公園清掃に参加しました。区と契約する公園数、清掃日数は極めて多く、雨だからといって休むわけにはいきません。作業生の方にとって取り組みやすい、などのメリットもあるとの事ですが、雨の中での作業は、かなりきついものでした。

 午後からは、3つの作業所の作業生が交流するレク大会に同行し、城南島海浜公園での潮干狩りに参加しました。作業生の方が本当に楽しそうに過ごされている姿が印象的でした。きつい作業の合間には、このような生き抜きの機会も必要との事でした。職員の方たちが、首まで海につかってアサリを探し、文字通り体を張って、作業生の方と向き合っている姿は、さすがと思いました。

原田香

 昨日から梅雨入りしたため、朝から雨が降っていましたが、午前中の公園清掃は実行されました。私は立会川近くの運河脇にある高潮護岸と、品川区社会福祉協議会の傍にある大井町緑地児童遊園(通称:ネコ公園)を清掃しました。ここ数日雨が降っていますので、ゴミは少なかったですが、分別ができていないものが多かったです。公園のゴミ箱は分別できるようになっていませんので、区民はそのままゴミ箱に捨ててしまいます。ですから、作業性生ゴミ箱をひっくり返して、ビン・アルミ缶・スチール缶・燃えるゴミ・燃えないゴミに分けて、ビニール袋に入れていきました。人の嫌がることを進んで積極的にやる作業生の姿に感銘を受けました。

 午後は雨がやみましたので、城南島海浜公園、潮干狩りに行きました。公園は羽田空港のそばにあり、潮干狩りしている真上を飛行機が離陸しています。作業生は飛行機を一生懸命見ながら、アサリをとっていました。お昼ごはんは炊き出しで、おにぎり・豚汁をいただきました。レク大会は年二回行われているそうで、前回は横浜の子どもの国にいったそうです。毎日の大変な仕事の息抜きになります。

杉本泰平

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実習8日目!

 本日、午前中は成年後見センターの方に同行し、4月にオープンしたばかりという、品川区立東大井地域密着型多機能ホームを見学させて頂きました。品川区は地価が高いこともあって、複合施設が多いとのこと。駅から徒歩5分ほどの便利な立地にある建物の中に、保育園、地域密着型特定施設、認知症高齢者の方のグループホーム、小規模多機能型居宅介護が入り、高齢施設部分は営利法人が指定管理者となって運営されています。保育園用の屋上庭園の周囲に、高齢者のトレーニングロードが設置されるなどユニークですが、今後、異世代間や地域との交流が進むとよいと感じられました。

 午後からは大井第一地区の民生委員協議会に同行させていただきました。地区により差はありますが、品川区の中でも一番大きな地区に当たるとのこと。年齢も比較的若く、男性の委員の方が多い印象を受けました。行政や社協では手の届かない諸事務、地域で、どんな方がどのように暮らしているかの具体的な状況の把握、関係機関との連絡調整など、民生委員は一般の方ではありますが、ほとんど専門家であるケースワーカーと変わらないような役割を担っていることに、改めて驚きました。困難ケースなどでは情報収集等の負担も大きいのではないかと思いました。

原田香

Img_2500_2  品川区立東大井地域密着型多機能ホームでは、グループホーム入居者への支援の姿勢として、出来る限り本人がやる形、また一人一人の意向を確認しながら進めていく形をとっています。風呂から出て衣服を着るとき、自分で出来るんだけれども、介助で衣服を着てしまうと、そのまま任せきりになってしまうので、出来るだけ自分で衣服を着るといったことをしているそうです。本人の意向を確認する例として、一人一人の食事の希望を聞く、焼きそばがよいか、そばがよいか、そうめんがよいかを聞き、自分は何を希望するのかを考え、表明していくプロセスを大事にしていました。こうした形で自己決定を支援し、出来る範囲で生活の主体者になるようにしています。

 午後はイトーヨーカドーの6階の福祉ショップ「テルベ」で販売補助をしました。4人のお客様が商品を購入されました。お昼前後はお客様が商品を購入されますが、夕方になるとお客様がこなくなります。店舗の立地条件もありますので、どのように購入意欲を促進させるかが課題になっているようです。商品が少なくなったら、各作業所に足りない分を注文し、商品を補充しています。今日は二回納品がありました。お客様の中には、ある商品を20個、直接作業所に注文し、後日テルベで受け取る方もいらっしゃるそうです。

杉本泰平

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実習7日目!

 実習は折り返し地点を過ぎました。

 午前中は品川介護福祉専門学校を見学させて頂きました。実習生である私たちが、籍を置く学校でもあります。建物の中には、複数の公的団体や、レストラン等が入っていますが、今日は自衛消防訓練の日とのことで、合同で、役割・手順、消防機器の確認、避難訓練が実施されました。介護施設等でも、災害時への備えは重要な課題です。災害発生時を想定した準備が大切なことを学生たちも感じたことと思います。社会福祉協議会が学校を運営するのは珍しいことかと思います。この学校では、単に資格者を生み出すだけでなく、実務についてからのフォローアップやネットワーク作り、地域に向けての情報発信の拠点という点を設立のコンセプトにしているほか、学校職員もコミュニティーワーカーとしての役割を自覚しているところが、社協ならではの特色であるといえます。1年生の介護実技実習の授業も一部拝見しましたが、利用者の気持ちが理解できるようになるよう、体験的なプログラムとなっている点が印象的でした。

 午後からは、福祉ショップ「テルベ」と「ふれあい作業所」合同の、製作品等の販売をする「かよういち」の呼び込みをお手伝いしました。ショップに向ける、町の方の様々な視線、チラシを渡したときのいろいろな反応などから、社協や作業所の認知度、福祉に対する理解、考え方が垣間見られるようで、たいへん興味深い体験となりました。

 原田香

介護福祉専門学校が入っているビルの「防災の仕組み」

Img_2484_2 午前中は品川介護福祉専門学校で実習でした。介護福祉専門学校が入っているビル全体で避難訓練が行われ、そして救命およびAEDの説明がありました。介護福祉施設に限らず、社会福祉関係の施設では防災訓練はこれから福祉専門職を目指す学生にとっては不可欠なものと思います。今回は学生の立場での避難訓練でしたが、避難する人がどのような方か(障害者か、高齢者か)を考えることも大事なことではないかと思いました。耳が聞こえなければ、館内放送はわかりませんし、就寝中であれば異常に全く気がつかず、煙に巻かれるかも知れません。目が見えなければ、どこに避難したらいいのかわかりません。また耳が聞こえなければ、エレベーターに閉じ込められたら、外部のオペレーターと会話したくてもコミュニケーション障害があるため、難しくなります。いたずらと思われるかも知れません。移動に困難を抱えている高齢者や障害者であれば、ビルの階段を降りることも大変になります。災害は障害者や高齢者を更にハンディを抱えさせるものと思います。

 その後、介護福祉専門学校の介護技術の講義を見学させていただきました。利用者の立場になってみて、快適な座位や寝方はどのようなものか、を実際に学生の皆さんが体験していました。学生達はベッドの角度、様々なクッションをどこに入れると楽な体勢になるのか、自分でトライしていました。

 午後はかよういちでした。福祉ショップ「テルベ」と「ふれあい作業所」の商品の販売の呼び込みでした。呼び込みに興味をもってくれるのが中高年女性が多く、その次に高齢男性でした。特に売れているものが、「腐葉土」でした。

杉本泰平

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「かよういち」の様子 

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実習6日目!

 実習は第2週目に入りました。本日午前中は、先週も訪問した「荏原ほっとサロン」にて、高齢の方がお茶や折り紙、カラオケ、踊りを楽しむサロンに参加させていただきました。同じ場所なのに、サロンによって集う人も変われば、雰囲気も変わります。90歳を超える利用者の方が何人もいらっしゃり、ボランティアのサポートによって、豊な表情で楽しい時間を過ごしていらっしゃることには驚きましたが、このような場所に来ることの出来ない方はどのように過ごしているのだろうか、と思いました。

 午後からは、「さわやかサービス」利用者のお宅への定期訪問に同行させていただきました。様々な利用者が、いろいろな事情で、多様なサービスを利用しています。さわやかサービスはきめ細かく、様々なニーズに応えうるサービスではありますが、人の生活はい複合的で、サービスを利用して、ひとつのニーズを満たしても、決してそれだけですべての問題が解決するわけではないことを考えさせられました。

 職員の方々の利用者の方の話の聴き方が実に見事で、社会福祉士の果たすべき役割を改めて思います。

 原田香

荏原ほっとサロンでのカラオケ

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午前中は荏原ほっとサロンに行きました。ほっとサロンは、居住地から歩いて行ける範囲に設置されています。ですから高齢者が自分の足で歩いて、参加できること、そうして生活のリズムを生み出し、そして近所の顔見知りの方と近所づきあいが深まり、共通の趣味を通して余暇を楽しむ。そうすることによって介護予防に繋がることを意図しています。公民館や区民センター、シルバーセンターでも似たような取り組みがありますが、広範囲の地域をカバーしますので、移動が大変であること、お互い知らない人同士の参加になり、高齢者が不安になってしまうこと、ボランティアさんとも同じ地域の人でなければ、知り合いになりにくいといったことがあります。ですから、近所で気軽に行ける場所にほっとサロンがあると、近所の方でボランティアをしてくださる方や、自分と同じ位の年齢の高齢者と近所づきあいしやすくなるといったメリットがあります。このほっとサロンでは、茶話会をしたり、折り紙でアジサイを折ったり、カラオケを歌ったりして過ごしています。もちろん、他にも太極拳やフラワーアレンジメントなどの企画もあります。カラオケでは、昔の歌「同期の桜」「夜霧の第二国道」「佐渡おけさ」を歌ったりと、皆さんが若いときの歌を歌っています。佐渡おけさでは、一人の高齢者が踊りを披露してくれました。若いときの楽しみや経験が老後の生活の楽しさに繋がっていることを感じました。

折り紙のアジサイ

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 午後は民生委員協議会の会議に参加しました。今日はたまたま案件が少なかったので早く終わりましたが、約30人の民生委員が区役所の方からの新しい情報提供や民生委員活動の今後について話し合いました。低所得の高齢者や介護を受けている高齢者に対し、商品券のお見舞いを渡すための説明をされていました。品川区ではこうした「お見舞い」的なことを、民生委員が積極的に行うことで、直接地域の方と接触できるようになり、実情把握にも繋がりやすいとのことでした。また、低所得者への一時的な経済的支援にもなっています。人と人とのつながりを何よりも大事にし、そこを基本に地域福祉を推進していることを感じさせられました。

杉本泰平

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実習5日目!

 本日午前中は「西大井ほっとサロン」にうかがいました。現在区内8箇所に開設され、地域ごとに様々な年齢層、内容のサロンが自主運営されています。午前中の「トリム体操」に実習生2人も参加しました。最高齢の方は90歳というお元気な高齢の女性十数名に交じって、腰痛予防、尿失禁予防などに効果があるという体操、ダンス、ストレッチを約1時間。どの運動がどこの筋肉を使い、どのような効果があるのか、講師の方のわかりやすい指導は好評で、「続けて行きたい」と疲れも見せず笑顔で話す参加者の皆さんは実習生よりよほど柔軟な身体作りをしていらっしゃいました。このような場は、地域にとって大切な場所と感じられました。

 午後からは、「切手整理」のボランティアに参加。「時間があるから」「お金ではない」「地域のために何か出来ないかと思って」…参加者の声を聴き、この活動にこめられた様々な意味を考えさせられました。

原田香

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 西大井のほっとサロンに行きました。西大井地区の密集した住宅地の中にあり、かつては個人の住宅でしたが、その後は児童館のような施設になり、リフォームをし、今のサロンになっています。ですから地域の方々にとってはどのようなことをしている場所なのか、何の建物なのか、という問い合わせがあるそうです。既存の建物や土地を有効活用していますが、こうした部分をどのようにカバーするかが問われているとのことでした。口コミや広報で地域住民にほっとサロンの取り組みをアピールし、徐々に地域住民の憩いの場となってきています。定期的にほっとサロンを活用することで、生活のリズムを整えることもできるようになってきており、毎回参加することを楽しみにしているので、定期的に行われているサロンの企画がお休みになるとがっかりするそうです。それだけ地域住民にとって不可欠なものになっています。午後は切手整理です。集められた切手を売却し、その収益金で敬老杖の購入資金に当てています。切手整理のボランティアさんは高齢者が多く、またほっとサロンと同じように、気分転換やおしゃべりの場となっています。

杉本泰平

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実習4日目

 本日は品川区社会福祉協議会が提供する有償在宅福祉サービス「さわやかサービス」について学ばせていただきました。援助を必要とする方と援助が出来る方の会員制の仕組みです。福祉車両による「おでかけサービス」や家事援助など、高齢の方、障害の方、産後の方など、幅広い層にむけて、介護保険など他の制度ではカバー出来ないけれど、ちょっと助けてほしい部分についての助け合いの仕組みを知り、これまで自分にも、こんな手助けがほしい場面が多々あったことを思い出しました。サービス提供に協力する方にもお会いしましたが、「無理なく、自分の出来ることをしているだけ」というお言葉は印象的でした。有償とはいえ「仕事」ではありません。しかし、ここでは、安全で質の高いサービスが提供できるよう、提供に関してのルールが明確に定められ、研修なども充実しています。昨日に引き続き、私の中では、「ボランティアとはなんだろう」との疑問がまだ解けずにいます。

 午後からは、実際に自分が車椅子に乗ったり、福祉車両に乗る体験もして、普段とは目線が違うこと、他の人の目がとても気になったこと、不安感、不便さ、など感じ、いろいろなことを考えさせられました。

原田香

 

  本日は「さわやかサービス」の説明、そしてそこで提供されている「おでかけサービス」を体験致しました。まず、利用者さんの自宅まで、品川区社会福祉協議会から実際に車椅子に乗りながら電車を使って行きました。普段自分が見慣れている、歩いている町の様子がまったく違って見え、あらゆる場所、場面で不便さと怖さを感じました。エレベーターのボタンが車椅子用に低いところにあっても、前に乗り出さないとボタンを押せない。車椅子の右手あるいは左手の手が届くところにボタンがあれば使いやすいと思いました。ホームですが、車椅子の目線で遠くにあるホームを見ますと、線路の場所がまったく見えず、そのまま奥まで床が続いているように見えました。気がつかないまま線路上に落ちそうな気がしました。前を歩いている人のすぐ後ろを車椅子で移動していると、前を歩いている人の影から自転車がいきなり出てくるとこちらがびっくりします。ある程度の距離を保たないと、自転車に乗っている人もびっくりすると思いました。車椅子に乗っている人がエレベーターに乗るとき、後ろを振り返ることができないため、鏡を設置してあります。またエレベーターの扉には床の近くまで窓がありますが、これは車椅子に乗っている方の目線が低いため、エレベーターに乗ろうとしている、降りようとしている人と扉が開いた瞬間ぶつからないようにするためにしています。それから、電車にのると、すごくゆれるので、酔いやすいです。車に乗れば、なお酔いやすいとのこと。ですから車での送迎サービスではこうしたことにも配慮しつつやさしい運転が必要になります。また夏に車椅子にのる高齢者が乗車するとき、クーラーをつけると寒く感じますので、エアコンの調整にも気を使う必要があります。こうした細かい部分の不便さに対する配慮がどこまで出来ているかどうかががその人の暮らしやすさに大きく影響するということを感じました。帰りは車椅子に乗ったまま福祉車両に乗って帰りました。想像していた以上に、乗り心地はよかったです。

杉本泰平

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実習3日目!

 本日午前中はマンツーマンで「品川ボランティアセンター」の事業についての説明を受けました。ボランティアをしたい人、ボランティアの助けを必要とする人の間の調整は勿論ですが、電話や窓口での「こんなことに困っている」という声が、新しい事業につながって行くとの説明を受けて、一つひとつの声に丁寧に、また、前向きに向き合あっていくことの大切さを感じました。

 午後からは、そのような声から実現したという、「ほっと サロン」のひとつを見学をさせて頂きました。品川区社会福祉協議会が場所の提供とハード面での管理、運営の支援をして、ボランティア団体が自主運営をするスペースです。今日は子育て中の親子のサロンが開かれ、十数人の親子が、お互いの子どもに声をかけたり見守りながら、手作りおやつやおしゃべりを楽しんでいました。「ここにくると、親も子どもも楽しい」との声と笑顔が印象的でした。利用者がスタッフになっていくなど順調な運営のようですが、新しい利用者にサロンの趣旨を理解してもらうことが難しいとのお話も心に残りました。

原田香

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実習2日目!

 本日は、「先進的」といわれる品川区社会福祉協議会の成年後見センターについて、学ばせていただきました。見学予定だったケース会議が、珍しく案件がなく開催されなかったのはたいへん残念でしたが、区内の問題のありそうな事例を定期的に関係機関、関係者で検討する機会がケース会議として設けられていること、一人暮らしの高齢者や障害のあるお子さんを持つ親、家族の中に支援を必要とする方が複数いる場合まで想定して、元気なうちから、亡くなった後までの財産や、身体についての安心を切れ目無く支援していこうとする独自の試みには正直驚きました。関係機関や協力専門家、事業者、支援員と呼ばれるスタッフの方々など、幅広い連携も素晴らしいと感じられました。自身の在住県とは異なる仕組みや実務の一部を垣間見ることが出来たのは収穫でした。わかりやすいパンフレットによる区民への案内などもあり、利用者が増えているというのも納得でした。

原田香

 本日は、品川区で展開されている成年後見人制度について説明を受けました。品川区では品川区社会福祉協議会が成年後見センターを運営しており、その取り組みは全国でも珍しいものだそうです。契約や財産管理など、自己決定の行使が困難な者に対し、後見人をつけるに至るまでの流れを学びました。認知症や知的・精神障害者など、自己決定の主体者となることが困難な場合の権利擁護の難しさについて、前々から感じていました。品川区の成年後見センターでは、認知症になる前に後見人を決めておくことができる。これはまだ自分が自己決定の主体者として行動ができるから行えることだが、多くの人は、将来、その主体者となりきれない場合がどのような状況なのか、を考えておくことができるかどうか。含めた将来の展望をしっかり見通すことができる人がどれだけいるのだろうか。それができなかった場合の人はどのような対応が受けられるのか。諸々の事態を想定しての、地域社会への啓蒙活動(後見センターの説明会開催など)も重要なことと思いました。

杉本泰平

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実習第1日目

 究極の「緊張」から12日間の実習がスタートしました。6月1日から16日までお世話になります。本日は、朝礼の参加、12日間のオリエンテーション、まずは「庶務」部署の役割の理解から。それぞれの担当職員の方から、ご説明をいただきました。パンフレットやホームページ、テキストで事前に見ていたはずなのに、いざお話を聞いていくと改めて多岐にわたる事業が自分の中で整理しきれない感じがします。事業推進のための財源の問題、民生委員の方の力に負う部分が多いこと、…様々な方のご指導を仰ぎながら、理論と実践の学びを深めて行きたいと思います。宜しくお願い致します。

原田香

 今日から現場の実践についての学びが始まりました。品川区社会福祉協議会の皆様には12日間お世話になります。宜しくお願い致します。本日は、朝礼から参加させて頂き、社会福祉協議会の実際の運営の一部を見せて頂きました。その後のオリエンテーションでは、社会福祉協議会の運営の仕組み、機能、役割など、地域レベルでの事業展開において様々な意図があることを本日の実習でその全体像をそれぞれの担当の方にレクチャー頂きました。明日からは品川区社会福祉協議会で行われている事業を深く見せて頂くことになります。普段、なかなか地域の福祉における諸々の活動に深く関わることがなかなかありませんが、こうした機会を活かし、しっかり学ばせていただきたいと思います。宜しくお願い致します。

杉本泰平

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