14日目~15日目
今回の更新は、Tが担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
■14日目■
午前中は、「夏季見舞い品封入作業」という、庶務業務を経験いたしました。
「夏季見舞い品封入作業」とは、民生委員の方が、区民の方にお渡しするものです。
品川区社会福祉協議会では、こうして、どうしたら民生委員が区民にお話ししやすくなるか、また、
どんなものがあったら区民の方が地域と繋がりやすくなるか、といった、“きっかけ作り”を常に考えていらっしゃいます。
その“きっかけ”とは、時には“サービス”であったり、時には“商品”であったり、様々です。
しかし、共通点は、“区民の方々が、地域や地域の人と繋がり、より活き活きと生活できるように”といった思いだと感じました。
午後は、「フリースペース」のひとつを伺いました。
「フリースペース」とは、品川区社会福祉協議会の支え愛ほっとステーションがボランティア運営を支援しています。
品川区の中では、複数存在します。
今回伺った「フリースペース」は、高齢者の方々が、楽しそうに、お茶を飲みながらお話をされていました。
私もその輪に混ぜて頂きました。皆様、いろいろなお話をお聞かせくださいました。
中には一人暮らしの方もいらっしゃり、どれほど「フリースペース」での心の通い合いが、重要であるかを感じました。
「フリースペース」は、ご近所の高齢者の方々が、気ままに集まり、それぞれがお互いを支え合い見守り機能をもつという温かな場所でした。
■15日目■
午前中は、「民協会長会」に出席させて頂きました。
「民協会長会」は、品川区の民生委員の会長の方々と、区役所の関係各所の方々、
そして品川区社会福祉協議会の方が一同に集まり、情報共有や意見交換を行います。
皆様、とても活発に意見を交換していらっしゃいました。
品川区の民生委員の活動は、とても盛んで、全国で表彰されるほどだそうです。
会長の方々は、それに対する誇りと、地域の住民を支えるという使命感をお持ちなのだと、強く感じました。
午後は、品川区社会福祉協議会について全体のお話を伺い、15日間の実習を振り返った発表をします。
15日間をもって、実習は終了となります。
これまで、「社会福祉協議会」について、資料での勉強はしていましたが、
実際に実習を学ばせて頂くと、知らないことばかりでした。
特に、品川区社会福祉協議会は、新しいことへの取り組みが盛んであることや、
職員の皆様が、区民の方々や生活環境に向き合い、
何か手を差し伸べられることはないか、と日々考えていらっしゃることを、間近で実感することができました。
ただ、15日間という短期間では、知ったこと・学んだことは僅かだと思います。
しかし、私にとって、とても充実した時間でした。
この期間を活かして、今後も、地域の暮らしや福祉について、考えていきたいです。
職員の皆様に、深くお礼を申し伝えたいと思います。ありがとうございました。
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